ポイントのレールとレールの隙間を再現する方法。
再現例。
ここでは、このように、ポイントのレールとレールの隙間を再現することができます。
まずは、下のダウンロードボタンを押してエクセルシートを入手してください。
なお、通常、ポイント区間はバラスト軌道ですのでバラスト軌道用のみのご用意となっております。
では、これから、詳しい設置方法を書きます。
まずは電化線の場合、架線を設置します。
架線の構文をエクセルシートに貼り付けて専用のポイントレールにしましょう。
方法・・直線レールのオブジェクトデータを開く
↓
そのなかから架線の構文をコピーする。
↓
それをさっきダウンロードしたエクセルシートの適当な部分に挿入する。
↓
上書き保存。
ポイントレールを製作する前に、Turn用のカーブレールを作ってください。
方法は、サポートページ→Turnの割合から曲線半径を求める方法で求め、それに合った半径のカーブレールを製作してください。
なお、その際、カントは0にしてください。
また、カーブレールは、以下の名前のサイトにあるソフトで製作できます
AQUA DOLPHINS(前進青年様)の「Curverail_Editer」
では、ポイントレール製作に取り掛かりましょう。
まず、エクセルシートで設定したポイントレールをcsvファイルとして保存します。
あとTurnの割合が0のときのものも絶対に作ってください。ただし、Turnの割合のところには、0ではなく、0.000・・・・・・1と入力してください(0にすると計算不能になるため)
それから、そのポイントファイルを呼び出します。そのためには、.Freeobj(x) xxxx\xxxx\xxxx.csvという感じにインデックスを指定します。また、設置は、Freeobj構文で行います。
.Rail(0) Null.csvを挿入します。(あるいは何の描画も行わないオブジェクトファイルを指定します。)なお、バラストレールなどほかのレールのインデックスは1以上にしてください。
それから、いよいよ設置に入ります。では、次の構文を打ってください。
なお、Turnの割合をx(右に分岐する割合をxr、左に分岐する割合をxlと置きます)、起点からポイントまでの距離をy、ポイント用線路のインデックス番号をz(左側のレールが開く場合はzrと置き、右側のレールが開く場合はzlとします。また、Turnの割合が0用のものを使う場合は、それぞれzr0,zl0とします。)、Turn用のカーブレールのインデックス(Rail構文で設置してください)をzt、他線の線路番号はa、直線線路のインデックス番号はsと置きます。
あ、あともし間違っているところがあったら掲示板まで。
@左側(あるいは両側)に分岐し、自線はまっすぐに(あるいは右に行く)場合。
y ,.Rail a; 0; 0; 0 ,.Turn xr/2(自線が直線の場合は0),.Freeobj
a; zl, 0; 0; 0
y+25,.Rail a; -12.5(xl+xr); 0; s,.Turn xr/2(自線が直線の場合は0)
A左側(あるいは両側)に分岐し、自線は左側に行く場合。
y ,.RailType 0; zt,.Turn xl/2,.Freeobj a; zr0, 0; 0; 0,.Rail a; 0;
0; 0
y+25,.RailType 0; s ,.Turn xl/2,.Rail a; 12.5(xl+xr); 0; s
B右側(あるいは両側)に分岐し、自線はまっすぐに(あるいは左に行く)場合。
y ,.Rail a; 0; 0; 0 ,.Turn xl/2(自線が直線の場合は0),.Freeobj
a; zr, 0; 0; 0
y+25,.Rail a; 12.5(xl+xr); 0; s,.Turn xl/2(自線が直線の場合は0)
C右側(あるいは両側)に分岐し、自線は右側に行く場合。
y ,.RailType 0; zt,.Turn xr/2,.Freeobj a; zl0, 0; 0; 0,.Rail a; 0;
0; 0
y+25,.RailType 0; s ,.Turn xr/2,.Rail a; 12.5(xl+xr); 0; s
D右側(あるいは両側)に合流し、自線は右側から行く場合。
y-25,.Rail a; -12.5(xl+xr); 0; 0,.Turn xr/2(自線が直線の場合は0),
y ,.Rail a; 0; 0; ,.Turn xr/2(自線が直線の場合は0),.Freeobj
a; zr; 0; 0; 180
y+25,.RailEnd a; 12.5(xl+xr); 0
E右側(あるいは両側)に合流し、自線は左側から行く場合。
y-25,.Rail a; 12.5(xl+xr); 0; 0,.Turn xl/2,.RailType 0; zt
y ,.Rail a; 0; 0; ,.Turn xl/2,.Freeobj a; zl0; 0; 0; 180,.RailType
0; s
y+25,.RailEnd a; 0; 0
F左側(あるいは両側)に合流し、自線は左側から行く場合。
y-25,.Rail a; 12.5(xl+xr); 0; 0,.Turn xl/2(自線が直線の場合は0),
y ,.Rail a; 0; 0; ,.Turn xl/2(自線が直線の場合は0),.Freeobj a; zl; 0; 0; 180
y+25,.RailEnd a; -12.5(xl+xr); 0
G左側(あるいは両側)に合流し、自線は右側から行く場合。
y-25,.Rail a; -12.5(xl+xr); 0; 0,.Turn xr/2,.RailType 0; zt
y ,.Rail a; 0; 0; ,.Turn xr/2,.Freeobj a; zr0; 0; 0;
180,.Railtype 0; s
y+25,.RailEnd a; 0; 0
あとは方眼紙を使うなりして自分で研究してください。(無責任